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セラミックについて

リチウムシリケートガラスセラミック(LDS)
GC “initial LiSi Press(イニシャルLiSi プレス)”

さいとう歯科では、ジーシー社の「イニシャルLiSiプレス」をメインにおすすめさせていただいております。イニシャルLiSiプレスは、ジーシー社独自の”HDMテクノロジー”を採用して、「リチウムシリケートガラスセラミックス(LDS)」を核とした、最新のプレスセラミックシステムです。

新製造技術の導入で、高密度に微細化したLDS結晶の析出に成功したことにより、非常に高い審美性、耐久性を兼ね備えています。450MPaを超える高い曲げ強度を誇る、イニシャルLiSiプレスの強度により、前臼歯の単冠から、小臼歯を含む3歯ブリッジ、ラミネートベニアやインレー、アンレーにも使用できるようになっています。

二ケイ酸ガラスセラミック
イボクラービバデント“e.max(イーマックス)”

e.maxの主成分である二ケイ酸リチウムは、曲げ強度360~400MPa(メガパスカル)を有するセラミックス材料で、1本の歯でクラウンを製作した場合には、非常に高い耐久性を持つ素材です。疲労耐性が高い特徴があります。

二ケイ酸ガラスセラミック
イボクラービバデント“e.max(イーマックス)”

ジルコニアセラミックスは、通常のオールセラミックスクラウンの内側にジルコニアを使用しものです。従来のセラミッククラウンよりも強度が高くなるので、ジルコニアによって、奥歯や複数歯の連結されたブリッジなど、使用範囲が大幅に広まりました。歯科で使用されるジルコニア(ZrO2)はダイアモンド類似石として用いられるジルコン人造ダイアモンドと同じ元素で、強さと美しさを持つ素材です。

欧米では白い金属とも言われ、医療を初め、家庭用セラミック工業用素材など、さまざまな分野に幅広く使用されています。曲げ強度は1300MPaとなっており、金属のような強さを持ち、腐食することもなく、生体親和性の高い歯冠修復材料として、国内でも2005年に認可がおり、ジルコニアでオールセラミッククラウンの内部を作ることができるようになりました。(ジルコニアセラミックスクラウン)

ジルコニア登場前の今までは、メタルボンドクラウンであれば、銀やニッケルクロム等の合金が使われていました。メタルボンドは金属のしなやかさがクッションとなる反面、歯茎の境目に金属が見えたり、金属アレルギーが起こる可能性がありました。ジルコニアを内側に使用したジルコニアオールセラミックスクラウンは、金属のしなやかさと強度の両方を兼ね備えている新しい材料です。

アルミナ(アルミナオールセラミックスクラウン)
In-Ceram ALUMINA

ジルコニアが登場する以前、オールセラミックの中で今まで支流で行なわれてきた材料がアルミナです。内側の「コーピング」の素材に使われます。コーピングとは、セラミックを焼き付ける前の内側のフレームのことで、「裏打ち」などとも言われます。

酸化アルミニウム(Al2O3)をアルミナと呼びます。アルミナは、陶材や耐火材、研磨剤、触媒、ガラスなどの原料となり、身の回りにも多く存在します。高純度のアルミナはスペースシャトルを被うファインセラミック(耐火材)として有名です。アルミナは化学的に安定しており、融点が高く、とても硬い材料なので、歯科材料としてはオールセラミッククラウンのフレームの他、研磨剤などにも利用されております。

ハイブリッドレジン
※歯科用プラスチックである「レジン」と
「セラミック」を混ぜ合わせたハイブリッド素材

ハイブリッドレジンとも呼ばれ、レジン(歯科用プラスチック)にセラミックの粉末を混ぜた素材です。プラスチックと同じく変色するというデメリットがあります。ただ、対合歯には優しいので(天然歯に近い硬さなので)奥歯には使用しやすいというメリットもあります。

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